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クローバーの独り言

新.三.銃.士の感想とかお話もどきを気儘に書き綴ってます。 Copyright ? 2010- Koufuu Biyori All rights reserved.

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劇中の贈り物考

本編を振り返ってみるに、贈り物をするシーンが多かったように想います。
それも結構対になるような感じでの贈り物のパターンが多かったと。
三谷さんが意図したものかどうか分かりませんが、下記に思いつくものをツラツラと書き連ねてみます。

■コンス→先生(四葉のクローバー)

もう、これは本編中最大の意味を持つ贈り物でしょう。
思うにコンスは、男の人に心を込めたプレゼント(家族などは除く)をしたのって、もしかして先生が初めてだったのかもしれないですね。
直向で真心の篭った贈り物は、人の心を動かさずにいられません。
そしてそれを贈られた側も、贈った側と同じ心持を持つ人物なら尚更意味が深い。

■ダル→ミレディー(部屋いっぱいのお花)

これはプレゼントが同じ花なれど、全く別の意味になってしまった贈り物のパターンですね。
一番の違いは、小僧がミレディーを騙す気満々でお花を贈ったということ。
ミレディー、ダルからお花を贈ってもらうまで金目の物が一番価値があると思っていたと想います。
それも高級であればあるほど。
しかし彼女の心の琴線に触れたのは、部屋いっぱいに飾られたお花。
ここで悪女という面を全面に押し出してきたミレディーが、実は少女のように可憐な一面を隠し持っているというのを曝け出してきたところに唸ります。
またその後に小僧の残酷な一面を、このミレディーに突きつけることで一気に同情が集まったというか。
さすがに小僧がしたことは許せないことだと想いますが、敢えてここぞという場面でそういう持ち上げて落とすという威力倍増の手法を使ってきたことに視聴者はまんまと術中に嵌まってしまったのでした。


■げーか→小僧(ブローチ)
■おやっさん→コンス(ネックレス)

これは贈り物が高級であれど、下心満々の贈り物の筆頭ですね。
特にげーかからの贈り物は、お金を受け取るのを固辞する小僧に対して、その場で思いついた行き当たりばったりの贈り物でしたから。
おやっさんについては棚ボタ式に降って沸いた贈り物ですので、心の篭った贈り物の範疇からは除外されるかと。
贈られた側にとってその時は良くても、こういう贈り物って後々禍根を残すんですよね。

■ポルちゃん→コクナルちゃん(貝殻)

ポルちゃんは女性から贈り物を貰う立場の方が多いかもしれませんが、そんな彼が惚れた女性の為に贈るのは、やっぱり自分の力で見つけ出してきた貝殻でした。
たかが貝殻。されど貝殻。
金目の物を贈ると相手をその気にさせてしまうという危険性も孕んでいたから、敢えて金目の者じゃない贈り物をするとポルちゃんが考えていたとしてもおかしくありませんが、やっぱりここは彼女の為に自分が時間を掛けてじっくりと見つけてきたのだと想います。

■三銃士(+コクナルちゃん)→ダル(カーテン製の銃士服)
■アトス→ダル(ベルトランの形見のメダル)

上記二つは物を贈るというよりも、心を伝える物といえるのかもしれません。
どちらもダルが彼らにとって必要な存在であると教え、またダルの成長を心から願っている彼ら心が反映された贈り物ですね。

こうしてみると先生が贈り物をしていない・・・と気付きましたが、彼はお金では測れない一番大切な贈り物【真心と愛】をコンスに惜しみなく与えていたんですね。

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最終回 ミレディーが去っていった理由

最終回アラコンの結末と共に、ファンの予想とは違った展開だったのが
アトスとミレディーの事ではないでしょうか。

ポルトスさん曰く「ミレディーは一人でしか生きられない女」(要約)と
いう事になりますが、あの最終回を見てミレディーが去っていった心境を考えると

「今までこんなにまで多くの人に、優しくされたことなどなかった私が、このままその優しさに甘えてしまってもいいのだろうか?私はそれに足る人間なのだろうか?」

って、想ってしまったように感じるんです。
・・・で、その想いを受け取れるキャパシティが、今の自分にはないと判断して、皆の元から去っていったのかな~?と。

優しくされる事に慣れてない人間って、ほんの些細な事に対しても懐疑的になりがちです。
たとえそれが本当の真心から齎されたものだとしても、素直に好意を受け止められない。
ましてやミレディーの場合、アトスとの結婚期間は別として、優しくされることに慣れてない分、多くの人間が自分の為に無私の心で動いてくれていると知ったら、きっとその想いに自分が応えられる筈がないって想ってしまい、その場から逃げ出してしまうような気がします。

いつも心の何処かで感じ続けているんではないでしょうか。
私には幸せになる資格がないって。

彼女の生き様を思えば、そういう考えに至ってしまうのも無理はないと想いますが、言うなれば幸せになる資格がない訳じゃなくて、私が幸せになれる筈がないと自分で一方的に決め付けてしまっているのが、一番のネックなんだろうと。

私のような女が幸せになれる訳がない。

でも、そう想えば思うほど、幸せになりたい気持ちは人一倍強いんだと想います。
その強さの反作用が、結局彼女が皆の元から去っていった理由なのだろうと。


そういう所、ミレディーとロシュフォールと似ているなって想います。
自ら進んで幸せになる道を閉ざしてしまいがちになるところが。

アトスはそういうミレディーの事を全部受け止めてくれると想いますが、
肝心のミレディーが自分の心を見据えない限り、帰ってくるのは時間がかかりそうです。

ん~~~、大人の愛って、素直になれない分、複雑ね(苦笑)

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総集編プチ感想&拍手のお返事です!

総集編、DVDに録画しつつ視聴しておりました。

プチ感想などを・・・

・コンスの抱き付き3連発キターーー!!!
(内訳(笑):ダル2回、先生1回)
絶対カットされると予測していた、アラコンの片鱗が少しでもあったのが
救いといえば救いかも。
そして一緒に乗馬しているシーンがあったのが、何より良かった!

・決闘シーンがちょっと少なかったかな?

・ダルが活躍している場面を中心に据えたため
(主人公だから当然といえば当然)
他のキャラの出番(特にロシュとミレディーと枢機卿)が
少なかったのは仕方ないかも。

・アトスとミレディーの関わりが描かれていなかったのが、ちょっと驚き

・ロシュは温泉本を読み耽る人として、私の中で認定された模様(笑)
案外リサーチャーに向いているかもしれません、伯爵!
「ここの温泉の効能は~」とか講釈垂れながら、頭に手拭乗っけて
湯船に浮いた御銚子と徳利で一杯やってるロシュが目に浮かぶ(笑)

・意外に健闘していたマンちゃん

・冒頭で王妃が銃士隊を復活させる為の書簡を託すため、自らが出向こうとしているシーンを見て、「あれは絶対バッキンへの恋文に違いない」と
感じていたのは私だけでしょうか(笑)


拍手のお返事です!
★Web Clapいつもありがとうございます!★

>いせざきさま
アンソロ本では大変お世話になりました!

>カプものもいいけど、4人が仲良くしてる風景は格別です。
>ダルの成長を隊長も喜んでいることでしょう。
話の序盤、トレヴィル隊長の目の前で見事な三銃士復活を
成し遂げたシーンの答えとして、最終回にトレヴィル隊長の
墓前で新たな誓いを立てる4人というシーンがあっても
いいんではないか?と想いまして、このお話を書いてみました。
やっぱり男の友情っていいですね!
今回書いてみて、改めてそう想いました。
いせざきさまのお話の更新も楽しみにしております!

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アラコンの真髄:価値観の一致

渋谷へお人形さん達に逢いに行ってから、今日で丁度二週間目になります。

まだまだ余韻は続いており、本当に行ってよかった!と思い返す日々です。

今の携帯の待受は当然のことながら、渋谷でのアラコンの2ショット。
そして本日、携帯ストラップとして
↓のものを着けました。



携帯には今までストラップなるものを着けた事がない私ですが
アラコンの影響でしょうか(笑)
四葉のクローバーが2つ一緒についているものにしました。

・・・んで、どうしても四葉のクローバーというと本編を思い返さずにはいられません(涙)

四葉のクローバー・・・。

アラコンの恋を象徴するアイテムでしたよね。
今更ながら、どうして四葉だったんだろう?って考えてみました。

多くの方がブログなどで仰っているように、コンスが四葉の花言葉の意味を考えて、
敢えてアラミスの本に差し込んだという見解が一番だと想いますが
それに加えて、四葉が

■自分で探し出さなければならないもの
■お金では買えないもの

という付加価値が個人的に加えられると思っています。

コンスは父親の借金帳消しの為に、ボナシューに嫁ぎました。
それは言うなればお金と自分が交換されたということですね。
だから金品に対してある種の嫌悪感があったのでは?と想います。
講義をしてくれるアラミスに対して、彼女なりの感謝の想いが篭った
贈り物が四葉のクローバーだったのは、花言葉もさることながら
上記に挙げた理由もあるのでは?と思っています。
お金の価値では測りきれない大切な気持ちと貴重な時間を使って、
彼女がアラミスの為に四葉を探し出したのは、本当にアラミスの事を慕っていたからでしょう。

そしてそんなアラミスもお金に揺るがない性格の持ち主
(第6話でお金の分配や持ち出し方法を決めるとき、彼ははっきりと
「私はお金の為に働くのではない」(要約)という旨の発言をしてましたよね)故に
コンスが四葉に込めた意味に気付いていたんじゃないかな?って想います。

それはつまり根本的な所で価値観が一緒なんだと。

最終回ボナシューが首飾りを贈ってましたが、
あれはコンス的にはあまり嬉しくない代物だったんじゃないかと邪推してます。

汗水垂らして作ったり、コンスの為に探し回ってきたものではなく、
本当に棚ボタ的にボナシューの元に降って沸いたダイヤなのがネックですよね。

おそらく彼女が一番欲しいものは、
お金や金品で価値が測れるものではなくて・・・
自分の為に心を砕いてくれたという真心(心の篭った気持ち)が一番なんじゃないかって想います。

それを唯一叶えてくれるのは、やっぱりアラミスしかいない!
と思わずにおれない、日曜の夜でした。

★Web Clapいつもありがとうございます!★

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行って来ました、N○K!

8日(日)と9日(月)の両日、上京してきました!

横浜の赤レンガは行けなかった為、この機会を逃せば一生ご対面できないかもしれない彼らに逢いにN○Kまで行って来ました。

一緒に行って下さったKさん(本当にありがとうございます♪)のブログの記事 こちら にNHKの展示の詳細が紹介されております!

自分が感じた感想等は ↓ に箇条書きで!

■マンステールの素顔がチラッと覗けます!

よ~く、よ~~く目を凝らせば、鎧の隙間からあの御顔が拝顔できます!
マンステールファンの方は、是非彼の素顔を覗いてみてください。

■コンスの唇は罪作り!

アラコンが並んで展示されていたので、それだけでKさんと私はお祭り状態でしたが(笑)、よくよく見たらコンスの唇ってほんとうに、ほんっっ~~~とうに、ツヤツヤしていて濡れているような感じでした。

ミレディーは口紅をつけている分だけ、艶も抑え目だった反面
コンスの唇の艶(それも人肌に近い、ほんのりピンク色が堪らん♪)がハンパなかったです。

あの唇の艶を湛えたままで、いきなり抱きつかれ上目遣いに「アラミス様!」なんて呼ばれた日にゃ、絶対理性がぶっ飛びますって、先生!(笑)

よく劇中あそこまで耐えたよな~、先生!!!・・・なんて、変な感心してしまいました(笑)

やっぱりアラコンが並んでいると、そこだけ別世界でした。
まさに王子様とお姫様が御伽噺の世界から抜け出てきたような感じで。
特にアラミスはノーブルさが際立っていました。

■バッキンのコートは高級感タップリ!

逢引用のバッキンのコートが展示されてましたが、(勿論あのジャージも(笑))、その材質の素晴らしさに目を奪われました。
ビロードで出来ていたのですが、ガラス越しから見ても一目で高級だと分かるほどの生地の光沢に、Kさんと一緒に感嘆の声を上げました。
あれ、実際の人間のサイズで作ったら相当高額なお値段になりそうです。

実際に実物を見て、やっぱり素晴らしかったです!
細部の細部にまで拘った繊細な作りは、一言で言い表わせないほど!
本当に行って良かったです!

最後になりますがKさん、本当にありがとうございました!
あ~~やっぱりアラコンはイイ♪←行き着くところはそこ(笑)

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