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クローバーの独り言

新.三.銃.士の感想とかお話もどきを気儘に書き綴ってます。 Copyright ? 2010- Koufuu Biyori All rights reserved.

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コラボ作品 リラの花咲く季節

7月9日



いつもチャットで楽しくお話させていただいている
渡神さまより、イラストを送っていただきました!

何と言うかもう・・・イラストから可愛らしさが
溢れ出ているようなコンスタンスです!
こんな笑顔を向けられたら、
きっとイチコロだったことでしょう>アラミス先生!
渡神さま、本当にありがとうございました!


*****

ちょっと時期を外してしまいましたが、
アラミスとコンスタンスのお話です。

アラミスをあまりにも天然にし過ぎてしまったので、
格好いい彼をお望みの方には申し訳ない話に
なってますが、よろしかったら下の つづきはこちら からどうぞ


そして拍手のお返事です。
いつもWeb Clapありがとうございます!
本当に励みになっております!!

>かせいさんさま
はじめまして。
この度はお立ち寄りいただき、ありがとうございまいた。
仰るようにアラコンのふたりはお互いが必要不可欠ですよね。
それを分からないN○Kじゃないと思うんですが・・・・・・
やっぱりいわゆる大人の事情かもしれませんね。

拍手

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コラボ作品 Happening 

7月3日
コラボ作品第二弾、Happeningを更新しました!

敬愛するkababonさまによる、素晴らしいイラストとの
コラボ作品第二弾です。

このイラストを拝見した瞬間、
江原さんの「あっ!」と言う、
狼狽しつつも艶のある色っぽい声が、
瞬時に脳内再生されたのは言うまでありません!
もう素敵過ぎて、頭がクラクラしっぱなしです!
アラコン万歳!!!

そしてリンクにkababonさまのサイト
カバ的妄想避難所のリンクを貼らせていただきました!

類稀に繊細で、美しいイラストと
共感せずにはいられないアラコンのお話の数々が満載です!
一度拝見したら、ずっと目に焼きついて離れなくなってしまう位
印象的で魅惑的なイラストを描かれるkababonさまのサイトは
アラコンファンの心のオアシスです!

一度クリックされたイラストの右下隅を
もう一度クリックしていただくと
更に鮮明な画像で表示されます。



6月24日拍手のお返事です!

>いせざきさま
お世話になっております!
そしてお読みいただき、ありがとうございます!

>二人もついにここまで辿り着いたかと
>感無量の美しいお話にうっとりでした。
今回のコラボは、kababonさんのイラストがあってこその
お話になりました。
イラストの繊細な部分を表現し切れたかどうか不安ではありますが、
いせざきさまにそう仰っていただいて、ホッとしております。
アンソロ本の編集作業、本当にお疲れ様です。
読み応えのある、まさにスペシャルな一冊の発行を
心より楽しみにしております!

拍手

コラボ作品:刹那の煌き

本日2回目の更新です。

絵を描かれる方を本当に尊敬しております。
いくら言葉を書き連ねても、一枚のイラストが醸し出すインパクトには
到底追いつけません。

今、このブログでアラコン中心の小説をUPしておりますが、
お話を書く際に、常に私の頭の中で想い描いている二人のイメージに
ぴったりのイラストを描かれる方がいらっしゃいます。
その方の描き出すアラコンは、とても繊細で美しく、儚い中にも
芯の強さを秘めた、本当に魅惑的な二人です。
一言では言い表わせないほど、心に深く印象付けられるイラストを
拝見して、一目で惚れこんでしまいました。

今回その方と初めてのコラボ作品を作りました。
こうして一つのものを共同で作り上げることは
初めての経験でしたが、本当に楽しかったです!

イラストを描いてくださった
kababon@すぎさわさまの素敵なブログは こちら からどうぞ。

kababonさま、本当にありがとうございました!

illustrated by : kababon@すぎさわさま
text by : こーふーびより

★イラストをクリックすると、大きく表示されます★

aracon1

儚さを滲ませた月の光が聖堂内を満たす。
青白い光のベールは静寂な空間を清め、やがて地に落ちていく。
漆黒の闇を溶かす、微かな光の幻影に包まれて身動ぎもせず固く抱き合う人影がふたつ。

過ぎ行く時間さえ、抱き合うふたりの姿を見守ることしか許されず。
互いの鼓動だけが時を刻む唯一の証。

やがて意識の外へと無理に弾き出した時間の概念を、悲痛な想いで再び己の意識に組み込んだ時から、停滞していた時間が動き出し始める。

残酷なほどに冷静な時の使者は、別れの時間が到達したことを宣告する。
そしてそれは、時の流れの中で人の思いは無力なのだと徹底的に思い知らす事で、その逆境を乗り越えられる人間であるかを選別する、無慈悲な神の試練の役割をも担っていた。
そして今、その審判は下される。


「・・・・・・もう行かねばなりません」

男が呟く。
男の胸の中で、ハッとして身を固くする女。
僅かな動きから伝わる想いが、月の光の中で揺らめく。

男は悟る。
女の気持ちに嘘がないことを。
そしてそんな女を愛している自分も同じ想いだと。


「・・・・・・お願いです。もう一度だけ、お顔を見せてください」


女は囁く。
本当の気持ちを押し殺して。
戦場に行かせたくない心を捩じ伏せて、男の行く道に理解を示す精一杯の強がりが、壊れそうになる気持ちを辛うじて支えるものであると知りつつ。

女の指先がそろそろと動き、彫が深く端正な顔立ちの男の頬を愛おしげに撫でる。
微かに震える指先が女の動揺を表しているのに気付いて、男は女の指先に自らの指先を躊躇いながら絡ませた。
その密やかな動きに込められた想いは、女の身を一心に案じる男の穢れなき愛に他ならず。

ぎこちなく絡まる指先は、お互いが恋愛に不慣れな者同士の、
不器用で直向な愛の想いが滲んでいて。
誠実な想いが込められた仕草は、何よりも美しく、そして何よりも気高い。


「無事にお帰りになられるのを、ここでずっと待っています」


無事に帰還する事をはっきりと約束できない男の心情を慮って、
壊れそうな心で話を切り出す女の眸が夜露に濡れる。
戦場に赴く自分に対し心配かけまいと強がる裏で、泣き出したいのを必死に堪える姿が見え隠れしていた。
そんな女の健気な姿が目に入った瞬間、男の身体が無意識に動いた。

言葉で約束できない代わりに、自分の想い全てを女に注ぎ込む男の行動が
淡く儚い月の光の中で、荘厳な輝きを放ち始める。
真摯な愛に裏打ちされた行動は、神聖な空間の中で一際美しい夢幻の花を咲かせる。


女を見つめる男の眸の中に込められた真実を見届けた時の使者は、
その瞬間だけ時間を堰き止めるのだった。
・・・・・・審判は下された。


唇が触れ合う寸前、眩さを増した月の光が聖堂内を厳かに照らす。
閉じた女の瞳から零れ落ちた一筋の雫。
その中に映りこんだ男の姿は、清らかな女の愛に包み込まれながら、
かつて見たことがないほどの穏やかな微笑を浮かべるのだった。

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