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クローバーの独り言

新.三.銃.士の感想とかお話もどきを気儘に書き綴ってます。 Copyright ? 2010- Koufuu Biyori All rights reserved.

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第26話頃 ポルトス&アラミス/拍手お返事

第26話頃のお話です。
出立の朝、「嘘は吐きたくない」とポルトスにとって衝撃発言をした
アラミスですが、それ以前にポルトスがアラミスに対して探りをいれたのでは?と妄想したお話です。
よろしかったらどうぞ。

★Web Clapありがとうございます!
励みになっております。★

拍手のお返事です

>kababonさま
こんにちは!
こちらこそ、先日はありがとうございました。
拙作よんでいただいてありがとうございます!

>王妃は絶対コンスとアラミスの関係に気付いていますよね。
>「見ていれば分かります」とか…。
絶対気付いてそうですよね!
人一倍恋に敏感そうです、王妃。
そして、そんな王妃に「本当の恋をしたことがないのですか?」と
同じ突っ込みをされた、渦中のふたり。
なんか因縁を感じてしまいます。

>金曜日辺り時間が合えばチャットにお邪魔しようかと
>考えていますので、その折はどうぞよろしくお願いします。
よろしかったら是非是非お立ち寄りください!
皆さんと一緒に大歓迎でお待ち申し上げております!
金曜日、一気に祭突入の展開だったら本当に嬉しいのですが(泣)
こちらこそ、どうぞよろしくお願い致します!

「今日も朝っぱらから修道院で講義?」

聖書を片手にやおら立ち上がろうとする長身の銃士に、軽くジャブを放つ。
頬杖をつきながら、さも興味なさそうに訊ねるのは、奴の真意を問い質す際の常套手段。
一見興味なさそうに問い掛けつつ、その実、こいつがどんな表情や言葉で返答してくるのか、全神経を総動員して備える。
けど、結構これ疲れるのよね。
しか~し、ここを外せばこいつは、とことんすっ呆けるのは目に見えてる。
ここは集中。集中!

「ああ。約束しているからね」

素っ気無い口振りとは裏腹に、目元が微かに緩んでいるのを、この俺が見逃すはずがないでしょ!
目は口ほどにものを言うって、ホント、そのまんまの対応ありがとう、アラミス君。
ポーカーフェイスを気取るのは、ちと相手が悪過ぎたようだ。

「ふぅ~ん。聖書を教えるのって、コンスタンスが初めてなの?」

餌を撒き散らしたのも知らず、アラミスは律儀に答える。
ああ、やっぱこいつは正真正銘、天然だ。

「いや、日替わりで数多の女性から聖書の講義をしてくれと依頼があって、翌日早速講義をするんだが・・・・・・何故か一回きりの講義で、次からは皆が皆断ってきてね。やはり私の教え方が悪かったのだろうか?」

真剣に考え込むアラミスに対し、俺は心の中で毒を吐く。


アラミスッッ!!!
それは講義が目当てじゃなくて、お前とお近づきになりたいのが本来の目的!
講義はお前に逢いたい為だけの、口実なの、こ・う・じ・つ!
んで、めでたく講義を受けたのはいいものの、結局お前さんの真摯な講義についていけずに、みんなさっさと脱落しちゃっただけなの!
お前さぁ、ホント、全然女心を分かっちゃいねぇのな;;;


腹の中で渦巻く突っ込みを何とか押し留め、俺は更に餌を撒き散らす。
仕掛けがあるとも知らず、自分の恋愛面に関してはとことん鈍い(その癖、他人の恋愛事情には妙に聡いんだよな~、こいつ)アラミスは、まんまと餌に食いついた。


「へぇ~?じゃ、コンスタンスが初めてなんじゃないの?お前さんの講義をきちんと何回も聴いてくれるのは」


あくまでさり気なく誘導尋問する俺に対し、アラミスは何の警戒もせず、思ったままを口にする。
やっぱりこいつ天然だ。
疑いようがない。


「ああ。彼女は私が言わんとする内容について、私が話す前に既に理解しているのだよ。こんな事は初めてで、彼女の賢さに正直驚いている」


あれ~~~?
俺、初めて聞いちゃったよ?
こいつがこんなにも人を、べた褒めするところ!
おいおいおい!これって、もしかしたら、もしかするの~?


まさに感服しているような口調を聞くに付け、こいつの本音が丸分かり。
アラミス、お前、今その言葉を話してた時の表情・・・・・・
それは女に関心が芽生え始めてきた時に浮かぶ、初心な男の表情そのものだよ、それッ!!
気付いてないんか~~~!
いや、気付くわけないか。自分の事にはとことん疎いアラミスだもん。


ここは一か八か探りを入れてみますか。
許せ、アラミス!
お前に恨みはないけど、やっぱりここは何が何でも押さえておかなきゃならん所なのだよ。
一番の肝な部分だからさ。


「もしかしてコンスタンスはお前さんの事、気に入ってるんじゃないの?」


「冗談は止してくれ、ポルトス。彼女はただ聖書を習いたいだけさ。聡明で貞淑な女性(ひと)だと、君もよく分かっているだろうに。人妻でありながら誰かに恋するなど、彼女に限っては一切ないと断言できる。これ以上彼女を貶めるような発言は慎んでくれ」

すげっ!間髪いれずに反論きたよ!
俺・・・・・・こんなにまくし立てた口調で話すアラミス、初めて見たかも。
それも思いっきり、コンスタンスの事をフォローしまくりじゃん。
そんなにあの娘を貶した発言をしたとは思ってないけどさぁ、
それに対してここまではっきりと擁護するのは、それってつまり・・・・・・。


「俺の言い方が悪かったな!すまん、気にしないでくれ。おい、アラミス先生!生徒がお待ちかねだぞ。お前さん、行かなくていいのか?」

「こちらこそ、語気を荒げてすまなかった。では、急いでいるので失礼する」

謝るのもそこそこに、階段を早足で駆け下りていくアラミスの背中が、やけに頼もしく見えた。
きっと今まで恋愛に関してほとんど経験がなかったであろうあいつが、
ふとした瞬間に垣間見せた本気が、やけに胸に残る。

恋した相手がたまたま人妻だっただけだと、お前さんすっぱり割り切れるのか、アラミス!?
俺、少し心配になっちまったよ。
このまま、あいつもあの娘も傷つかなくちゃいいけどな。

でも、まだあいつがコンスタンスに恋してるって決まったわけじゃないし。
こっちは少し様子を見させてもらう方に徹するよ。
それにタニヤンの件もあるしなぁ~~~。
どうするよ、これ。


漠然とした不安が胸を覆うが、次の瞬間、今までのやり取りを一気に忘却の彼方へと連れ去る声が、ポルトスの耳に届くのだった。


「ポルちゃ~~~ん!美味しいシチューが出来ましたよ~~~ん♪」

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